人事コンサルタントが語った就職活動の極意！〜職業経歴書」の意外な落>時代から切り捨てられた「ロストジェネレーション世代」

「ロスジェネ」という言葉があります。
正しくは「ロストジェネレーション」といい、
日本では、主に、就職氷河期の世代をさし、
1970年〜1984年生まれの方のことを言うようです。
今で言うと、40才手前くらいから、25才前後くらいの、
消費を牽引する世代が、まさに「ロスジェネ」なのです。

彼らの多くは、まともな就職が出来ず、フリーターや、
派遣社員として、コストの調整役にされ、
都合のいい雇用調整の犠牲者にされてきました。
その結果、安定した家庭を築けず、
出生率低下の一因にもなってきています。
日本の国力が低下しつつある原因の一端も、
実は彼らなのかもしれません。

では、就職できないことや、
結婚できなかったのは、彼らが悪いのでしょうか？
マスコミや社会学者は、「努力をしてこなかった」と、
彼らを痛烈に批判します。
しかし、どのような努力をすれば、
就職先が見つかり、自身が持て、
立派な社会生活者としての責務を負えるのかは、
どこの誰も教えてくれません。
それどころか、努力の機会すらありませんでした。
彼らとそうで無い人を分けるのは、
主に偶然であり、あとは周囲の環境程度です。
一体、誰が「ロスジェネ」を責められるのでしょうか？

　　　　
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